なぜ水泳が一番?

水泳は、あらゆるスポーツの中で最も消費カロリーが高い

様々なスポーツの消費カロリーを見てみましょう。

表の通り、あらゆるスポーツと比べてみると、水泳のカロリー消費効率は断トツだという事がわかります。 このデータからも、あなたが本気でダイエットをするならば、水泳や水中での運動が最適であり効果的であることがわかりますよね?

※消費カロリー表について
「第6次改定日本人の栄養所要量について」(厚生労働省)の体重のみを用いた基礎代謝量推定値をもとに算出しています。実際は、個人の生活状態、体質、体重などによって異なるため、目安の値として参考にしてください。野球、サッカーなどのスポーツの場合、ポジションによって消費カロリーの差はありますが、平均値で算出しています。

なお、男性:40歳73Kg 女性:40歳61.0Kgを想定して計算しています。

水の特性と効果

それでは、一体どうして水泳や水中運動が、こんなにダイエットに適しているのでしょうか? その答えは、『水』です。水には、あなたのカラダに対して、様々な影響を及ぼす力を持っているのです。 水の特性とその効果について、順番に見ていきましょう。

☆水の主な特性

水には、以下の4つの特性があります

☆水の特性がカラダにもたらす効果

水の特性が、あなたのカラダに7つの効果をもたらします。

①腹式呼吸が行える

水圧は胸郭や腹部にかかり、胸郭の中の肺にも圧迫を与えます。そのため、水中での呼吸では、水圧に勝るように努力性の腹式呼吸が行われるのです。 腹式呼吸は胸式呼吸の3倍以上の酸素を取り込むことができます。 腹式呼吸によって酸素が体に十分供給されると、リラックスできたり、頭がキリッと冴えたり、胃腸の調子が整ったり、冷え性が改善されたりというメリットがあります。 腹式呼吸は、おなかを使って呼吸するので、腹筋が鍛えられてウエストを引き締める効果も期待できます。

②膝や腰の痛みが減る

水の浮力により体重を軽減し、関節への圧力を減らしてくれます。 そのため、膝や腰への体重の負担を軽くしてくれます。 そして、たくさんの筋の緊張をやわらげて、痛みを強めることなく、より自由に関節を動かすことができます。

③バランス感覚が良くなる

水中でバランスを崩した時には、ゆっくりとしたスピードで倒れるため、体勢をたてなおすまでの時間が稼げます。 そのため、陸上で体勢をたてなおす時よりも、より確実に、カラダが反応して、そのバランス感覚をカラダが正確に学習します。 水中で学習したバランス感覚はカラダが覚えていますので、陸上でのバランス感覚にも有効です。

④自律神経の機能が改善する

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、生命を維持する機能をコントロールしています。 その交感神経と副交感神経の働きがバランスよく働いているとき、人間の健康状態は良好に保たれます。 ストレスが続くと、交感神経優位の状態が続き、副交感神経とのバランスがくずれてしまい、自律神経が失調してしまいます(倦怠感や浅い眠りなど、症状は様々です)。 29~30℃の冷たい水刺激+運動は、交感神経を強く刺激し、運動を終えて水からあがった後に、反射的に副交感神経を大きく優位にします(眠くなったり食欲が亢進したり)。 この反射により、自律神経が安定してきます。

⑤ストレスの解消・リラックス効果

水中において、筋緊張の低下、痛みの軽減、血液循環の改善(筋の栄養状態の改善)などの様々な効果により、「気持ちいい~」と感じることで、精神的にも身体的にも、ストレスが解消され、リラックス効果が期待できます。

⑥血液循環が良くなる

水深が深いほど水圧は強いため、足先やふくらはぎの筋肉や血管への刺激も強く、流れの悪くなっていた血液が力強く心臓へ送り込まれ、血液循環の改善がみられます。 むくみが軽減したり、冷え性の改善にもつながります。

⑦筋力・筋持久力がつく

水の中で動くときに感じる水の抵抗は、空気に比べて非常に大きく、あらゆる方向の運動に対して抵抗を受けます。 そのため、カラダ全身の筋肉を使うことになり、たくさんのエネルギーを消費します。 そして、筋力や筋持久力をつけると同時に、カラダ中の脂肪をたくさん消費して、あなたのカラダは、筋肉をつけながらドンドンやせていきます。 また、水中では運動が一定しており、痛みもなく動かせるため、より簡単に段階的に運動を進められます。